働く女性は、結婚や妊娠・出産などで職場を一旦離れる可能性が高く、そうであればどこに行っても通用する一生ものの資格を取得したいと考える傾向にあります。まず、どこの会社でも必要とされるのが経理系の人材です。それゆえ、簿記は常に人気ランキングの上位にあります。経理のキャリアも大切ですが、履歴書に簿記2級などと書いてあると能力の高さをアピールすることができます。まずは3級から始めてみてはどうでしょうか。
また、不動産屋さんに必要不可欠な存在なのが宅地建物取引主任者です。法改正により平成27年4月から宅地建物取引士に名称が変更されることになりました。不動産業界だけではなく、一般企業でも取得が推奨されていますので、就職・転職の際には有利になります。他に、社会保険労務士や中小企業診断士も企業において取得が勧められるものです。宅建よりは少々難易度が高くなりますが、働きながらでも合格することは決して不可能ではありません。
なお、女性の活躍する場面が多い医療・福祉関係では、ホームヘルパー2級や医療事務、調剤事務管理士も人気です。さらに、将来自分の好きなことを生かして独立開業したい女性や普段の仕事と違うことを勉強したい女性にはネイリスト検定なども人気があります。