いくら流行のメイク品を使っても、おしゃれに仕上げる事が出来ないという悩みを持つ方や、なぜかメイクが浮いて見えるというような方の場合の多くは、メイクの土台となるファンデーションの色選びを間違ってしまっている事が多いものです。
意外にも多いのが、メイクをしはじめた頃の肌の色に合わせて選んだファンデーションと同じ物を繰り返し購入されているという事です。肌は年齢と共に、どうしても糖化して来たり、潤い分が減少する事で、肌色は茶褐色を帯びやすくなり、くすみが発生します。また、紫外線による日焼けによっても変化して来るのです。特に首に近いフェースラインは、頬や額に比べるとワンランクダーク系を使用しなければ、首から上だけが不自然に白く目立ってしまいます。顔に比べると、首はどうしても素肌が無防備な状態で外気にさらされる事が多い為、黒く成り易いのです。
逆に、顔全体に首に近いダーク系を使用すると、顔全体がくすんで見えてしまう原因ともなるのです。最も効果的な方法は、ファンデーションの複数使いで、最低でも2色を部位により選んでおくというのが美しく仕上げるポイントとなるのです。また、肌が乾燥していると、同じファンデーションを使っても、くすんで見えがちとなるので、基礎化粧品のように潤い成分を配合しているファンデーションを選んでみるというのも効果的なのです。