人の肌は弱酸性で、一般的に弱酸性の洗顔料が良いといわれていますが、自分の肌質、悩みなどに合わせて洗顔フォームや石鹸などの使い分けをしていく必要があります。
たとえば弱酸性のものは、肌に負担がかからないというメリットを持つ反面、あまり汚れが落とせないというデメリットもあります。洗浄力が弱いと、皮脂やメイク汚れなどの洗い残しで毛穴が詰まり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因となってしまいます。ですから、オイリー肌やしっかりしたメイクの場合には、弱アルカリ性のものを選ぶほうが汚れをしっかり落とし、肌への負担が少なくターンオーバーも正常に働かせることができます。
しかし、敏感肌の方にとっては、弱アルカリ性は刺激となるため肌トラブルの原因になってしまうこともあり、注意が必要です。さらに洗顔フォームを使うか、洗顔石鹸を使うかという部分では、洗顔フォームには合成界面活性剤が含まれるため、刺激が強く、特に敏感肌の方には刺激が強いため肌トラブルの原因となりやすいです。洗顔石鹸は天然の界面活性剤で作られるため、肌に優しいという違いがあります。自分に合ったものの見つけ方としては、自分の肌のタイプを正しく知ることが大切ですが、正しい洗顔方法で洗顔するということも、肌トラブルを回避する重要なポイントとなります。